カーボンニュートラル carbon neutral
Key activities
2050年にカーボンニュートラル・キャンパスの実現
北海道大学は令和6年8月1日に「サステイナビリティ宣言」を策定し、グローバルな喫緊の課題である気候変動対策と自身のカーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
昨年、GHGインベントリを作成してキャンパス全体の温室効果ガス排出量を算出、今後は排出要因を特定し、省エネルギー・再生可能エネルギー導入をはじめ、教育・研究・社会連携による具体的なアクションプランを作成し、2050年カーボンニュートラル実現を目指しています。
北海道大学サステイナビリティ宣言

「サステイナビリティ宣言」には、本学のサステイナビリティに関する指針が示されています。特にカーボンニュートラルに関しては、国の掲げる温室効果ガス削減目標に則り、キャンパスライフの環境負荷を最小化するための取組や構成員の行動変容等、対策を促進します。
GHGインベントリ
GHG(Greenhouse Gases)インベントリは、本学の札幌および函館キャンパス、地方フィールド等、すべての研究教育施設で排出される温室効果ガス※の量を国際基準に基づいて算出し、公開しています。
継続的に推移を見える化し、脱炭素に向けた具体的な対策の検討、効果の検証を実施します。
※温室効果ガス:パリ協定で対象となった7種類のガス(CO2、CH4、N2O、HFCs、PFCs、SF6、NF3)を網羅しています。

Climate Action Plan

本学のカーボンニュートラルを目指す具体的な削減目標や行動計画を策定しています(2025年度中に策定予定)。
DATA VISUALIZATION
北海道大学の排出量の見える化
北海道大学の温室効果ガス排出量をScope1、2、3のそれぞれにおいて、部局別、エネルギー別に見える化を実施しています。
本学の温室効果ガス排出における特徴

Scope 1:
- 寒冷地に位置する本学では、熱源となる都市ガス、重油、灯油等の使用が多い。
- 本学には研究教育のための大型船舶を有しているため、燃料としての重油を消費しています。
- 北海道内に複数の施設を有しており、移動における燃料利用が多い。
Scope 2:
- 電力消費による排出量の増減は電力会社の排出係数の変化が大きく寄与しているが、建物毎の電力消費は減少傾向です。
- 電力消費の大部分は研究教育用の実験機器等の稼働が占めます。
Scope 3:
- 本学は国内でも積極的にScope3の公表に取り組んでいます。
Action
カーボンニュートラルに向けたアクション
本年度中に策定予定です。

RELATED ARTICLES
関連情報
北海道大学では、さまざまな取り組み・研究を行っています。カーボンニュートラルに関連する情報は、以下のリンク先からもご覧いただけます。